何があっても絶望だけはしないと決めているのです。
わたくしの中の黒い誰かが禍をもたらし
この身体と心を奪おうとしている今
このときも見えない場所で私を支えてくれているものを裏切りたくないからです。
クイーンズ・クオリティ 2巻 | 西岡文
名言シーンの補足
ヒロイン「文」は辛いことがあると自分を気高い姫と想定し、
その姫が振る舞うように振る舞うというやり方を持っている。
これは「文」が堀北玖太郎と「姫を演じている自分」を分かち合うシーン。
何があっても絶望しない、名言です。
40代でがんを宣告され、再発の可能性が高い、と聞いたとき、絶望しそうになりました。
その時にこの言葉をふっと思い出しました。
絶望することは私をこれまで支えてきてくれたものを否定してしまうことになると。