今日はダメでもいつの日か
進撃の巨人 33巻 | ハンジ・ゾエ
名言シーンの補足
主人公であるエレンは無数の大型巨人を歩き回らせることで世界全体を踏みつぶして大虐殺を始めた。
それを止めるため
ハンジをはじめ数人のメンバーがかつての敵味方関係なく団結しエレンのもとに向かった。
しかし、あと一歩でというところで、彼らの乗る飛行艇が反対派の手によって破損させられた。
そんな中
大型巨人たちは彼らのすぐそばまで迫っており、
ハンジは飛行艇が飛び立つための時間を稼ぐため単独で巨人たちを倒すことを決めた。
その際、
攻撃してきた反対勢力の青年フロックに対して自分たちの行動の是非が怪しいことを認めたうえで、
それでも虐殺を止めみんなで話し合える未来が来るかもしれない
という僅かな希望を諦められないということを伝えるために話したセリフである。
その後フロックは亡くなりハンジも仲間たちに未来を託して殿を務め亡くなった。
受験勉強、人間関係の不和、趣味のイラスト、
すべてが上手くいかずなかなか結果が出ないときに、
この言葉を思い出して
目先の結果に囚われないで自分の信じる未来がいつか来ると奮い立たせることで、
諦めることなく最後まで努力を続けることができた。
非現実的な望みでも、信じ続けていいんだという希望をあたえられた。